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五十肩、ごじゅうがた、四十肩、しじゅうがた、肩関節周囲炎

五十肩のお話し

みやけ整骨院メモvol.7

  40代後半から60代にかけて多い肩の痛み

50歳代に多いので五十肩という単純なネーミングですが、正式な病名ではありません。いろいろな疾患の総称(あだ名)みたいなものです(肩関節周囲炎とも呼ばれます)。40歳代の方には四十肩と言うこともあリますが同じものです。80歳になってからかかる人もいます。
原因はさまざまですが、ベースとなるのは
老化現象です。(いわゆる更年期前後がほとんどでホルモン誘因説もあります)外傷がきっかけで五十肩に移行する場合も多いです。老化ですが一生続くのではなく3ヶ月〜1年半ほどで完治します。
痛む部位によっていくつかの
傷病名に分かれますが、ここでは中年期の肩関節周辺の痛みをお話します。

 

  程度はいろいろ

重度のものから軽度のものまで幅広く、特にひどいものは動かすと激痛が生じ1ヶ月ほど夜も眠れないほどズキズキとうずき、腕が上がらなくなり生活に支障をきたします。治るのに1年〜1年半かかります。
軽いものは、服の脱ぎ着や無理に動かしたときに痛むくらいで安静にしていると痛みは出ません。

初めは何かの拍子に肩が痛み、徐々に痛みがひどくなり1〜2ヶ月後に気が付くと腕が上がらなくなっているパターンが多く、特に後方に回せなくなります。 ある日突然痛くなることもあり、この場合激痛になることが多いです。(石灰沈着性滑液包炎・腱板断裂など)

 

  なぜ肩が固まるの?

  • 痛みのために上げれなくなる
  • 炎症のために筋肉が異常に緊張して関節が硬くなる
  • 長期間かばって動かさなかったために関節包やじん帯などが萎縮したり癒着して動かなくなる。(拘縮といいます。凍結肩とも言われます)

などが理由です。

肩の運動が必要ですが、ただやみくもに動かしてもダメなので、練習方法は指導いたします。

 

  服を着るのが辛い

セーターなどのかぶりものの衣類は避けて、前ボタンの服が楽です。
服を脱ぐときは痛くない方の腕から脱いで、着るときは痛い方から袖を通すと痛みは少ないです。シャツなどを着るときも片方づつ腕を通してください。

 

  夜間痛 ・・・寝ている時の痛み

初期〜症状がピークのときに夜寝ている間痛みが生じます。(睡眠周期とも関係があり一晩に2〜3回痛みのために目がさめます。とくに明け方)
起きている時に比べほとんど体を動かさなくなるので血流が悪くなり鈍痛(だるい・重たい・にぶい痛み)が生じます。
布団や毛布を肩に余分に掛けるなどして冷えないようにします。サポーターでの保温も有効です。
 使い捨てカイロやホットパックは夜間は低温やけどになりやすいので昼だけにして下さい。
痛い側を下にして寝るのも炎症部を圧迫したり、血流を悪くするために鈍痛が生じます。
上向きで(仰向け)で寝る場合は肩の下に折り畳んだバスタオルや座布団などを挟んだり、クッションなどを抱きかかえるようにすると少し楽になるでしょう。

 

  寒冷痛 ・・・冷えると痛い

日中でも冷えることによりにぶい痛みが生じます。また、雨の降る前や最中にもシクシクとうずくことが多くなります。
夏はクーラーの冷気が直接当たらないように注意しましょう。

 

  安静時痛 ・・・おとなしくしているのに痛い

座ってテレビを見ていたり何もしていないときにも鈍痛が生じます。
これは症状がピーク時のときに起こりやすくて、作業の後で休憩しているときなどにもみられます。
 体を動かさないことにより血流が悪くなって起こりますので、散歩や軽い体操(無理に肩は動かさなくてもよいです)をすると軽減します。

 

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  始動作痛(スターティングペイン)・・・動かしはじめの痛み

長時間動かさないでいて不意に腕を動かしたときに出る痛みです。何度か動かすうちに痛みが軽くなるのは軽症のときだけです。重症になると何度動かしても痛みは減りません。

通常は五十肩と呼ばれていますがおよそ以下のものに分類されます。また、これらの複合型もあります。

  上腕二頭筋長頭腱炎

肩の前面に痛みが出ます。肩を動かしたときに引っかかり感が生じる場合もあります。

 

  棘上筋炎

肩の外側が痛みます。腕を横に上げるときや上から横に下ろすとき痛みます。この筋肉は断裂しやすいので転倒などに注意。

 

  棘下筋炎・小円筋炎

肩の後方が痛みます。腕を前に伸ばしたり反対側の肩を触ろうとすると痛みます。

 

  滑液包炎(肩峰下滑液包炎・三角筋下滑液包炎)

筋肉の内側にある潤滑液の入っている袋(滑液包)の炎症です。石灰沈着性のものは激痛になることがあります。(石灰沈着はレントゲン撮影ですぐ判別できます。)

 

  凍結肩またはフローズンショルダー(癒着性関節包炎・廃用性萎縮)

肩が固まって動かなくなる状態です。全く動かなくなるわけではありませんが、ひどくなると前方は90度まで、背中には手が回らなくなります。ここまでになると治るのに半年から1年以上かかります。

 

  治療法

当院では、温熱・電気治療(低周波)・光線療法・マッサージ・関節運動・テーピング・超音波・鍼・灸などの治療法から症状に合わせて組み合わせますが、長期化しやすいので根気よく治療を続けて下さい。

治療をしていても初めは症状が悪化することもありますが、後の経過は放置しているより治りが早いです。

  健康保険はきくの?

外傷がもとで発症している場合は健康保険で治療できます。
例えば、荷物を持ち上げたときに捻った・スポーツ中の負傷・どこかでぶつけてから痛くなった・転倒して手を突いてから痛む・服を着るときに変に捻ったなどです。

保険が利かないのは、全く原因がない・長期間放置していた・他の病院などでも同時に保険治療を受けている・交通時事故・仕事中の負傷(労災です)などですが、適応となる場合もあります。

判りにくい時は説明致しますので気軽にご相談下さい。

初期に手当てをすればあまりひどくならずに済みます。また、片側が五十肩になった人は反対側もかかりやすいので(1〜5年後が多いようです)早めにご相談下さい。

 
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