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ギックリ腰、ぎっくり腰、びっくり腰

ぎっくり腰のお話し

みやけ整骨院メモvol.5

  ぎっくり腰とは

急性の腰痛のあだ名みたいなものです。欧米では「魔女の一撃(Hexenschuss:ヘキセンシェス=ドイツ語です)」ともいわれています。原因としては、不意の動作により腰の筋肉・椎間板(軟骨)・骨盤の仙腸関節などを傷めることが多いようです。
度々ぎっくり腰を繰り返す人は、椎間板ヘルニアの可能性もあります。

 

  季節と時間がある?

当院でのデーターでは、ギックリ腰になりやすいのは春(3〜5月)と秋(9月中頃〜11月)に多く、朝晩が寒くて昼間が暖かい季節が危険です。
時間的には、朝の起床後〜2時間くらいに多発しています。

 

  誘因

引き金になりやすいのは、朝目がさめて起き上がるとき・靴下を履く時・洗顔・トイレで便座に腰掛ける時・布団を上げる時などの中腰の姿勢がほとんどです。
負傷時に痛みが強く出るものと、後になって徐々に痛くなるパターンがあり、後者の方が長引くようです。

 

  症状は?

強いものから軽いものまで色々ですが、主な症状としては…

痛み

  • 動かし始め(立ち上がる時)
  • 腰をかがめる(中腰、うつむく)・腰をそらす・腰をひねる
  • 咳やくしゃみ
  • 歩行や階段(とくに降りるとき)
  • 長時間の同じ姿勢(イスに座る、なげ出し座り、あぐら、起立)

だるさ

腰全体や、下肢(太ももやふくらはぎ)にかけてだるさが出るときがあります。動いているときより安静時のほうが強く感じます。

シビレ感

だるさと同様の部位に現れることが多く、椎間板の損傷や筋肉の圧迫による軽い知覚神経のマヒです。シビレている部位によりある程度どの椎間板が傷んでいるか推測できます。

 

  どうすればいい?

酷い痛みの時はまず安静第一です。動いてるほうが楽だからといって動き回ると長引くことが多いので、おとなしく寝ていてください。上向きで寝るときは膝を立てて、横向きのときは膝を曲げて背中を丸めると楽です。膝の間にクッションを挟むのも良いでしょう。

痛みが軽い〜中位の場合温めます。痛みがひどくて安静にしていてもズキズキうずくときは、アイスノンなどで冷やします。
温める場合も冷やす場合も痛みがひどくなったら中止すること。

 

  無理に動かしてためしたみたり、強くもむのはダメ

一時的には楽になりますが、時間がたつと余計に痛みがひどくなります。

 

  悪い姿勢とは?

中腰がとくにいけません。面倒でもしゃがみこんでから用事をして下さい。テーブルなどに手をつくのも良いでしょう。
中腰と同様に身体を後ろに反らすのも痛みます。(中腰から体を起こす時もこれと同じ)
座る姿勢では、長座位(なげ出し座り)が悪く、横座り・あぐら・イスに腰掛けると続き、正座が以外と楽です。
骨盤が後ろに傾斜して背中が丸くなる姿勢が痛みます。

 

  夜〜朝がツライ

朝方〜起床時に痛みが強くなりやすく、起床後もしばらく続きますが徐々に軽くなります。(冷える時間帯であることと長時間寝ていて動かないために、血流が悪くなり筋肉が硬くなるためでは?)
夕方の5時前後も痛みが強くなりやすいです。(1日の疲れがでてくる)

 

  治療法は?

当院では、温熱(ホットパック、遠赤外線)・低周波通電・超音波・レーザー(光線)・マッサージ・運動療法・鍼・灸・テーピングなどから症状に合わせて併用します。
忙しくて通院できない方にはご自宅で使用できる治療機もあります
           
→こちら

 

  コルセット

コルセットは有効です。ただし、夜間と食事中ははずしましょう。また、症状が軽くなったらできるだけ早くはずすようにします。
(はずすと元に戻るのではないかといつまでも着ける人もいますが、長期間着け続けると筋力の低下がでるかも)

 

  お薬

どうしてもガマンできないときは痛み止め(鎮痛薬)を使っても結構ですが、お薬で痛みが減るのは治っているわけではないので、調子が良くなったと思って無理をするとかえって悪化します。
シップや塗り薬も有効です。

 

  経過

とくに痛みが強いのは翌日から4日間がピークです。
その後徐々に軽くなり、7〜10日位で改善されますが、その頃より鈍痛(重苦しい・だるい・疲れやすい)がでます。この時期はじっとしているよりこまめに動いたほうが楽になります。

 

  予防はできる?

予防できます。 急にギックリ腰になることは少なく、多くの場合何らかの予兆(まえぶれ)が出ます。その時に注意していれば予防は可能です。まえぶれは、一週間くらい腰がだるい・重たく感じる・動かすと軽い痛みがある・朝起きのとき腰が伸びない・朝方に足がつる・足がだるい・風邪気味などがあり、それらの症状が軽くなったとき(油断して)が一番危険です。

その時に注意するポイントは

  • 中腰をできるだけ避ける(しゃがんで用事する)
  • 体を無理にそらしたり伸ばしたりしない。
  • 朝はとくに気をつける
  • 重い荷物を持つときも気をつける
  • テーブルや壁に手をついて動き始める
  • 温める(冷やさないようにする)
  • 長時間同じ姿勢にならないようにする

  
 
みやけ整骨院
560-0082 大阪府豊中市新千里東町3−7−118
ステラハイツ千里1F (東町近隣センター内)

 

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